2024.12.14 02:39住民の安全無視の都市計画,危うい未来村役場から太平洋方向を臨んだ写真は実に異様です。密度の高い住宅地が,臨海部の工業専用地域まで達していて,その間にはどんな緩衝空間もありません(写真1)。
2024.11.17 07:36中曽根康弘,近藤鶴代,松井達夫,東海村『原子力と都市計画』(仮)の4章「原子炉立地審査指針とグリーンベルト策」(仮)の,不明部分を書き上げるために,国会図書館に行ってきた。この日の目的は,このテーマに関連して,努力してきた政治家と都市計画家の資料を見つけること。対象者は,中曽根康弘(1918-2019),近藤鶴代(1...
2024.02.14 15:00東海第二原発再稼働問題を語ろう2023年12月,東海村は避難計画を策定した。東海第二原発が重大事故を起こしても,無用な被ばくを受けず安全に避難ができて,健康的で衛生的で快適な避難所生活が送れ,そしてほどなく家族全員で自宅に戻れることが保証されなければならないが,策定された避難計画はこれらをいっさい保証しない。...
2023.12.09 03:002024年1月,正念場の東海村議会選挙東海村の2024年は,1月の東海村議会選挙ではじまる。そしてその半年後の秋,原電は東海第二原発の再稼働を予定している。3.11以降,12年間も動かしていなかった老朽原発を現役復帰させ,今後15年は動かそうというのである。危険なかけである。2024年は,東海村民にとって,そして茨城...
2023.12.05 23:00覚悟ありますか? ▼10月26日の東海村議会原子力問題調査特別委員会では,「誰一人として取り残さない避難計画ができるまでは東海第二原発の再稼働は認めないとする決議の採択を求める請願書」の説明がされました。▼請願者のAさんは,長距離避難は病院患者の命をも奪う行為だと訴え,Bさんは要支援者の避難体制...
2023.11.30 04:30東海村の「揺れる村民」にどう訴えるか東海村民は原発「再稼働」賛成が多数,対して,周辺3市民(日立市,ひたちなか市,那珂市)は再稼働反対が多数,という2018年の調査結果(渋谷敦司,茨城大学人文科学部)があります。東海村で,原発賛成が多いのは,原子力と雇用や取引が関係のある人が多いからです。生活を守るために原発が必要...
2023.09.16 15:32長崎県対馬市長の核ゴミ施設調査拒否の表明を受けて9月27日,長崎県対馬市の比田勝尚喜市長は,市議会本会議で,高レベル放射性廃棄物の最終処分場設置のための文献調査に応募しないことを表明した。心から歓迎し,市長を応援したい。市長は,表明のなかで,市民の合意形成不十分,市民の分断懸念,観光業・水産業などへの風評被害懸念,想定外要因に...
2023.08.31 01:40原発再稼働に賛成する川崎敏秀氏への反論2先に,川崎敏秀氏の主張に対して計画論から反論しておいた。氏は「完璧な避難計画など作れない」という *。しかし,そもそも,誰も「完璧な避難計画をつくれ」と主張していないし,計画論から言ってそんな計画は存在しない。自分に都合の良い勝手な言葉を作ると足元が掬われる。計画とは,分析→議論...
2023.08.30 13:20原発避難計画の基本問題:川崎敏秀氏への反論1東海村で廃棄物の処理・運搬をする会社経営者・川崎敏秀氏は,村の同業者協会の代表として,東海第二原発の再稼働を認めるよう村議会に請願を出している。同氏が,東京新聞で再稼働賛成の理由を語った *。「(運転)差し止めを命じた一審の水戸地裁の判決は,原発の安全性は認めても,避難計画が完全...
2023.08.20 14:41山田東海村長の憲法違反の暴言を再び考える計画の策定時期が見込めず,再稼働もまだ見えない。原子力ムラの苛立ちがつのっている。そうしたなかの2019年,東海村長山田修氏は,村長として「原発が不要という人は,全ての外部電源を遮断して,自家発電だけで生活してもらい自宅から一歩も出てはいけない」と発言した * 。これまで原発につ...
2023.08.17 05:20再稼働問題の視点を再考する(村民の原発再稼働問題に対する意識1)脱原発とうかい塾会報「浜ぼうふう」86号(2023年秋)選挙になると,東海村と周辺地域では,東海第二原発再稼働反対を訴えるリベラル・革新系候補と,再稼働問題を語らない保守系候補が争うという,歪んだ構図の選挙が繰り広げられます。後者の保守系候補者たちは,当選して議会の多数派になると...
2023.06.29 02:35東海村の「地元1/3,原子力1/3,日立1/3」という言説東海村では,住民は,地元1/3,原子力1/3,日立1/3だという。村民は,地元住民,新住民の原子力,同じく新住民の日立がそれぞれ1/3ずつで構成されるという意味である。これを「村民3分法」と呼ぶことにする。村民の間で伝えられている言説である。筆者は20年近く前,村の住宅調査を始め...